脱力と哀愁
まずはご無沙汰のお詫びです。すみません。
昨年度の多忙からの解放で脱力感と、哀愁漂う昨今であります。
WakabaF.C.で基礎を身につけた二男(奨)の高校サッカーは第90回全国高校サッカー選手権全国大会3回戦で矢板中央高校に敗退し、引退しました。
開幕戦から国立競技場や埼玉スタジアムまで応援に駆け付けて頂いたり、テレビで応援頂いたWakabaの仲間たち(コーチ、ご父兄、先輩、後輩・・・)には本当に感謝いたします。ありがとうございました。
開幕戦で怪我をし、2回戦は登録抹消、3回戦は動きが悪いながらも、フル出場で、幸せな高校生活だったように思います。
開幕戦のテレビ中継をご覧になった方は聞いて頂いたかと思いますが、怪我をして途中退場する際、アナウンサーが「オビカ選手は両親に感謝、兄に感謝と言っています。」と取材コメントがありました。日頃はそんなことを口にしたことの無い愚息が、テレビを使い私たちにメッセージを送ってくれ、涙が出そうになりました。
「よく頑張ったね!」と言ってやりたいのですが、この息子は少し変わっており、まだあきらめがつかないようで、卒業と同時にロンドンへ行ってしまいました。ウエールズストーンというクラブでチャレンジし、しばらくはプロを目指すようです。ずいぶん遠くへ行ってしまい心配ですが、来月あたり覗きに行ってみようと思います。
Wakabaのコーチとし土日は忙しく、全学年を回っているという、ここ数年のパターンから2011年度は久我山サッカーを随分見ました。これが忙しくも楽しく、充実していましたが、あっという間に息子はいなくなり、(たまたま長男も大学卒業と同時に中国へ就職してしまい)何とも力の抜けた、寂しい我が家となりました。
さて、WakabaF.C.の2011年度が終わり、無冠ながらも「可能性のある選手を卒業させられた」ように思います。大した肩書き(例えば地域トレセンとか、東京都選抜選手のような・・)は無いけれど、きっと2~5年後に芽が出てくるであろう逸材が複数存在した年代でもありました。
中学(ジュニアユース)に行くと小学生(ジュニア)の「格」(肩書き)は通用しません。高校も同じでしょう。中学校の部活より、クラブチームのほうが日本代表には近道であることも間違いないでしょうが、将来の成長は何ともわからず、そういう意味で今年の卒業生には特に期待が持てるような気がします。
先日Wakabaの総会が終わり、今年も同じことを話しました。
指導方法は数え切れぬほどあり、勝利至上主義とか、育成重視とか、「楽しければいいじゃん」とか色々あります。どれが正しいとは言えませんね。コーチ間でもよく激論になります。そこでWakabaでは指導方針がブレないように「コーチの約束」「指導方針」が設定され、それに則り指導する約束になっています。急に変な指導にはなりません。しかし、この内容が本当に正しいかどうかは、時代によって変わっていくものでしょう。そこで、年に一度変更できるのが総会です。
この指導方針ですが、簡単に言うと「今の勝利、今の楽しさより、将来(中学以降)の個人の成長を最優先する」というものです。チームワークは大切であり、常々仲間の大切さは指導します。しかし、チームワークを教えるクラブではなく、将来(中学以降)の一人ひとりの成長がより大切なことだ!と決めています。
きっと、このWakabaの自由なクリエイティブサッカーが将来優秀な選手もしくは優秀な人間を育成してくれることを期待し、今年度も始まります。ガンバロー!


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