涙の全国切符!
先週末も雨に見舞われ、市民大会フットサル大会一般の部は中止、若葉F.C.の練習も中止になりました。4年生フェアプレーカップ二次L、決勝Lは何とか消化できT川九小が念願の優勝を果たしました。3位以内にはSいわい、N砂と市内から3クラブが東京都大会に出られることになりました。
T川九小さんはここ数年学年別でしっかり個人技術の向上、集団的戦術を身につけ、何より指導者の熱心な対応が選手の心に響き、クラブ全体として成熟してきているように感じます。コーチは時としてベンチで熱くなる姿も見られますが、それも子供たちと一緒になって戦っている愛情表現であり、いつも勉強させてもらっています。九小さんから学べるところを学び、若葉の力になれば良いですね。
さて、週末は次男(Y河武蔵野ジュニアユース)の日本クラブユース選手権大会関東大会の応援に行って参りました。6年ぶりの関東大会進出をしましたので、この大会の規模を少々説明します。(ちょっと勉強したばかりなので間違っていたらごめんなさい。)8月8日~福島県双葉町のJビレッジで開催される同大会全国大会には全国9地域32チームで行われ、それに進出する為に関東地域には9チームの枠が与えられてます。北海道、四国は各1枠、東北、中国は各2枠、北信越3枠、東海、九州各4枠、関西6枠の計32チームです。関東地域が特に多いのは例年上位に関東のクラブが集まり(優勝は一昨年まで6年連続で関東のクラブ。昨年は関西の京都サンガU-15)実績から枠が多いのだと思います。さて、関東のベスト9に入るのがこれまた大変です。現在やっている関東大会(トーナメント)のベスト8に入るか、ベスト16(ベスト8に入れなかった8クラブ)の中で9位決定トーナメントで最上位になるしかありません。
関東大会は次のようなチームで行われます。栃木、山梨各2枠、群馬、茨城各3枠、埼玉、千葉各6枠、神奈川、東京各9枠、更に都県予選免除の関東リーグ加盟12チーム(東京VERDY、三菱養和巣鴨、FC東京深川、大宮アルディージャ、浦和レッズ、横浜マリノス、横浜マリノス追浜、川崎フロンターレ、鹿島アントラース、図南FC、ジェフユナイテッド市原千葉・習志野、柏レイソル)の計52チームです。関東大会1回戦で勝つとベスト32、2回戦で勝つとベスト16という感じです。
では東京のクラブが関東大会にはどのようにすれば出られるかというと、約80あるクラブチームで1次、2次、3次リーグを勝ち上がり、シードクラブを含め、決勝トーナメントでベスト8に入るか9位決定トーナメントで最上位に入るしかありません。
というわけで、熾烈な東京都予選をベスト8で通過したY河武蔵野は関東大会に進出しました。都ベスト8というレベルでの進出の為、他府県優勝チームとの初戦となり、いきなり厳しいカードです。1回戦神奈川県優勝のTOKYU SSに(マリノス追浜Gで)4-0と勝ち、波に乗り2回戦の埼玉秋葉の森G(天然芝)での相手は栃木県優勝のAS栃木。前述の説明の通り栃木県には関東リーグの12クラブが無く、名実ともに栃木No.1の実力ある名門チームだそうです。金曜日の練習が終わるとそのままバスに乗り込み土日は埼玉、群馬遠征となるわけですが、この2回戦で負けるとバスで三鷹に帰り、勝てば全国大会の切符をかけて群馬県前橋市の総合G(天然芝)で翌日の決戦へ向けて関越を北上するのであります。その2回戦は前半から終始押し気味でありながらなかなか得点に至らず、後半に2得点しロスタイムに失点するも最終的に2-1の勝利。神奈川、栃木のNo1.を破ったのです。ついに関東でベスト16まで来て、選手の両親は期待を胸に帰京し、選手は緊迫した雰囲気を保ちつつ群馬県の宿舎へと別れました。
日曜日、いよいよ全国大会をかけた大一番。相手は大方の予想通り2回戦(HAN FC)を5-0と退け、余裕の大宮アルディージャです。Y河武蔵野にとって、ここに勝てば全国大会進出という快挙でありますが、先方には『全国制覇』の目標があり、到底大きな差があるように感じていました。大雨の中、競技場メインスタンド再上段からカメラを構え、二日間会話をしていない我が愚息の姿も確認できました。昨日の先制ゴールもあり、まずまず好調のようです。キックオフ直後からアルディージャの怒涛の攻撃を凌ぎ、前半15分頃Y河が先制。前半を1-0で折り返し、『もしかして・・』と期待が膨らみ、後半もやや押され気味ながら一進一退の好ゲームです。この子たちは全国に行けそうだと思った頃、Y河ベンチから選手に声がかかりました。『ラスト3分!』その直後に見事なミドルシュートを決められ同点に。歓喜の雄たけびをあげるアルディージャ選手、応援スタンド。負けたような感じのY河スタンド。しかし80分で決着つかず延長へ。延長前後半ともスコアレスでPK戦です。(この段階で全国制覇を目論む相手とPKが出来ること自体大きなチャンスであり、行けるかも?と思ってました。)がシュートをことごとく抑えられ、結果大宮アルディージャに勝利の女神がほほ笑んだのです。歓喜のアルディージャ、大泣きのY河。スタンド再上段から息子の泣く姿をカメラの望遠レンズで見るのは何とも辛く、『勝たせてやりたかった!』と心から思ったのであります。
結果として大宮アルディージャは全国大会進出の切符をつかみ、Y河は9位決定トーナメントに回りました。このトーナメントは厳しく、3回戦で負けた8チーム(柏レイソル、川崎フロンターレ、FC東京深川、東京VERDY、FC東京むさし、横浜マリノス、JEF市原千葉、横河武蔵野)での生き残り合戦です。優勝候補であり、全国大会でも上位候補が番狂わせで負けており、結果としてアルディージャ戦より厳しくなるでしょう。7/5(土)関東のどこかで横浜マリノスとの試合です。時間があえば、何とか応援に行こうと思います。
「この経験はきっと後で活きる!」とはいうものの、本当に悔しい、惜しい試合でした。本人は帰りのバスでも泣き続けたらしく、家に帰ってきた頃には顔が腫れて、口も聞けない状態で疲れ切り、兄の慰めも効果なく寝てしまいました。(試験前なのに・・)寝顔を見るとプロのような生活から解放し、大好きなフットサルで楽しく笑いながらプレーさせてやりたいと思ってしまうのです。
高校受験を控えた中3の定期試験直前だというのに、大声を出し走り回り、次から次へと宿舎を替え遠征が続き、バスの中で睡眠をとり、泣いたり笑ったり、励ましたり、励まされたりする生活でいいのでしょうか?答えはYES。私も随分スポーツをやってきましたが、それほどのすれすれの体験はありません。思春期に夢中になってスポーツに打ち込むことは、詰め込んで勉強することに匹敵するくらい力となり、何年か後に勉強する時にきっと役に立つと思い、期待しましょう。
今週は少し天気が回復しています。週末は久々に若葉の低学年練習を見に行こうと思います。
2008/6/24 obika 73.3
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