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晴れ舞台

この少年サッカーに関わっていると、土曜日の夜がほとんど埋まってしまいます。月に一度は若葉F.C.のコーチ定例会議&懇親会、一度は15ブロックや立川市サッカー協会の会議や打ち合わせ&懇親会、一度は息子の中学時代(Y河武蔵野)や高校(K学院久我山)サッカー部の親父仲間で飲んだりしてます。その他サッカー関連の周年行事にお招き頂いたり近所のサッカー仲間とビデオ観戦したり、息子が友達を連れて来てたこ焼きを作ることもあります。その昔、ゴルフ三昧の頃は日曜日のゴルフの為に前泊しゴルフに影響するほど夜更かししていた時代に比べれば、最近の土曜の晩は程々で、健全なお酒が多く、あまり強くない私でも適当に楽しめるのです。

さて、先週の土曜日は例外でPンバのK久保コーチからお誘い頂き、VERDYグランドでジュニアユース高円宮杯のPンバ-M田ゼルビア戦を見学してきました。高円宮杯は中学年代の一番大きな大会で、Pンバは一次、二次、三次リーグを勝ち上がり、最終トーナメントに駒を進め、更に1回戦を突破し、2回戦のM田ゼルビア戦です。勝てばいよいよ優勝候補のY河武蔵野との決戦を控え、このM田戦はおそらく厳しい結果(敗戦)を予想し、若葉F.C.出身のO崎K斗君の中学生活最後のプレーを見たのですが、劣勢を跳ね返し後半ロスタイムで追いつき、かつPK勝ちという劇的な試合を無料で観戦できました。

このK斗君について少し説明します。彼は低学年から若葉F.C.で活躍し、4年生の夏合宿では6年生を合わせても長距離走では一番早く、そのフィジカル能力の高さは市内でもトップクラスで、その将来が有望視されました。若葉F.Cは彼のひとつ上の学年が強く、15ブロックでも優勝、東京都でも上位にランクされた年代です。そこで4年生までの彼はスタメンを取り活躍していたのです。一方、彼の学年は市内でもなかなか勝てず、最終学年になった時に都大会などの華やかな世界で活躍するイメージが持てないでいたことも確かです。

5年生になる時彼にとっての大きな決断がありました。このまま若葉で一つ上の学年で活躍するか、6年生になった時別の強豪クラブで都大会を目指すかの選択です。お母さんも悩まれた結果、後者を選びました。(この決断に私の本心は反対でしたが、クラブの代表者として、彼の6年生での活躍を考えると若葉への残留を強いるだけの自信も無かったのです。)

5年生の4月から移籍した彼は順調に成長しそれなりの活躍をしましたが、同ブロックからの都大会進出は叶わず、卒業後兄のいるPンバへ入団したのです。若葉に残留していたら中央大会へ進出し東京チャンピオンも視野に入ったかもしれません。何となくその時に本音で引きとめられなかったことが心に残り、気になっていたK斗君ですが、そんなことはとっくの昔に忘れたかのような活躍をVERDYグランドでしてくれました。

昔と変わらず、しなくても良いファールをしカードをもらったり、仲間を鼓舞しあきらめない姿に小さい時の彼を思い出し、涙の出る思いでありました。身長は180cm以上あり一人前の体格になってきたけど、ちょっと頼りないK斗が何と試合を決定するPK戦で5人目を蹴り、この大勝負に勝利したのです。ご両親も応援に駆けつけてましたが、泣きそうだったので挨拶せず失礼して帰りました。

若葉の試合で勝ったり負けたりする子供を見るのも、日本代表戦をテレビで見たりするのも良いけれど、たまに卒業した選手を追っかけに行こうと思います。

2009/10/6 obika72.5

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