『ゴールデンウィーク』直訳すると黄金週間。黄金とは価値のあるものとか、お金のことをいうそうですが、祝日と土日が絡み合い、庶民にとっては価値のある連休を喜び、そのように名づけられたのでしょう。直訳するとちょっと古臭い感じがし、最近ではGWという略文字で表現されてます。
15年以上前はGWと言えば仕事で、色んなイベント会場に毎日行ってましたが、ここ数年は暦(こよみ)通りに休めるようになりサッカー三昧であります。例えば去年は小学生の全日本少年サッカー大会のお手伝いと長男のインターハイ予選、次男のクラブユース選手権見学、一昨年は次男の飛騨遠征を覗きに行ったりしました。今年ですが、環境がほんの少し変わり、若葉F.C.が参加する全日本少年サッカー大会東京都15ブロック予選の運営や審判の手伝い、市内3年生大会予選、夜は毎晩次男の日本クラブユース選手権東京都二次リーグを見学し、更に同大会の審判を行い、22:00頃帰宅するのです。朝6:00に起き、8:00にグランドに付き、紫外線を浴びまくるGWなのであります。今年の長男は大学へ入り、何をたくらんでいるのか一生懸命アルバイトをしています。これはこれで見に行きようがないので、少しホッとしているのですが、一抹の寂しさも感じるのです。
5/7(月)久々に出勤し、何故かホッとできるいい会社です。GWの疲れを癒してくれる環境で何ともありがたいですね。どちらが本業かわからなくなって来ました。
若葉F.C.の6年生ですが、監督、コーチ陣の必死な指導により個々の能力がグングン上がってきました。戦略や戦術ではなく、個人がしっかりとした技術を身につけ久しぶりの予選リーグを悠々の1位通過です。決勝トーナメント1回戦はシード、2回戦の相手はH大和4FCさん。招待大会などでさんざんお世話になっているブロック内の強豪ですが、ここを1-5で退け、いよいよベスト4をかけ宿敵Aンティウス戦。随分前からこのクラブは我々の前に立ちはだかり、中央大会への道を閉ざしてくれた歴史を忘れてはおりません。久しぶりのリベンジチャンスがやってきたのです。押されながらも0-0で迎えた後半残り5分。遂に失点を許し、またもやこの大きな壁を越えられませんでした。(Aンティウスさんには是非中央大会へ行き、活躍を期待してます。近いうちに胸を貸して下さい。)
惜敗とか、完敗、辛勝、楽勝等の言葉がありますが、今回の敗戦は『爽敗』が似合うでしょう。相手は数段上の実力であり、完敗ではなく少しだけ焦らせ、最後にはやはり実力差が出たけれども、『次は負けないぞ!』というメッセージを残したこちら側にとって気持の良い負け方だったように思います。勝利至上主義的な指導は行わず、あくまでも『個の能力向上』をテーマに育成した成果が結果として勝利へつながるかもしれません。秋を楽しみにしましょう。
夜の部です。5/3.5.6はいずれも三鷹市の横河電機グランドへ参りました。三鷹駅から徒歩5分の緑多き住宅街にあるこのグランドは数年前から人工芝になり、ナイター照明に照らされた大木が美しく映える素晴らしい環境のグランドです。ここに次男(中3)は中1から入れて頂き、今回の日本クラブユース選手権大会はホームグランドでの開催というわけです。
都内小学生にとっては5~6月の全日本少年サッカー大会と、9~10月のさわやか杯少年サッカー大会が公式戦となりますが、中学生(クラブチーム)は日本クラブユース選手権大会と、高円宮杯が全国へつながる公式戦となります。(その他に中学校の部活動だけを対象とした中体連の大会や、JFA主催のTリーグなる大会もあります。)もう少し詳しく説明すると、クラブユース選手権には中学校の部活動が入らず、東京の場合は約70強のクラブチームで都代表を競います。一方高円宮杯は中学校の部活動(サッカー部)の上位チームも参加します。昨今はクラブチームと部活動の実力差が開き、東京都No.1のG星中学校がクラブチームのベスト16レベルだと思います。ちなみに若葉F.C.卒業で現在クラブチームでプレーしている選手は横河武蔵野以外に、レイソル青梅SS、クレセル、POMBA等です。その他昨年はVIGORE、JACPA等にもお世話になっていました。それぞれのクラブでみな活躍している話が聞こえてきます。
話は戻りまして、クラブユース選手権大会前まで怪我にもがき苦しんでいた我が愚息(次男)ではありますが、二次リーグ開始と同時にポジションがひとつ前になりFWとなりました。小学生のころからズッと『トップ下』というパッサーを担ってきたのですが、ここにきて突然の最前列です。キック力が無く、スピードが無く、ヘッディングを嫌い、しかも身体が小さい少年にとってこのレベルでのFWはいかがなものかと心配して見ていましたが、案外軽やかにこなしております。キック力の無い分をフェイントで補い、スピードの無い分を間合いと出だしで補い、ヘッディングをしない分をトークでごまかし、身体の小さい分は意外性で補っていました。ポジション柄、以前のトップ下時代は3~4試合で1点程度の得点(ゴール)だったのですが、今大会は初戦でいきなり2得点、2戦目はハットトリックと身体の切れもよくなり、相手DFを転ばせています。今週順調に勝ち上がれば関東大会進出が確定し、再来週は宿敵FC東京(むさし)ジュニアユース戦です。ここで勝ち最終的に全国大会での上位進出に期待したいところです。何とか怪我無く楽しんでもらいたいと思ってます。(楽しいのは親だけかも知れませんが・・)
さて、息子の話しはまた追い追いにして、今日は市内3年生大会で活躍する『ムタ』の話しを少々。『ムタ』はA木夢太という名の、SいわいFC3年生の選手です。ムタの父親は私の小学生の頃からの親友A木秀俊という名の男で、5年前に突然病死したのです。故人とは小さい頃からの仲良しで、お互いの家に泊まったりし家族ぐるみの付き合いをしておりました。13年程前になるでしょうか、彼の結婚式にはロサンゼルスまで行き、皆で喜んだものです。スポーツクラブのインストラクターだった故人は私に健康の話しをよくしてくれ、人間としてはもちろんのこと、体育指導者としても抜群の統率力とやさしさで多くの仲間から慕われており、同じ会社のインストラクターだった奥様(Kさん)とは理想の夫婦であり、そこに生まれたムタはこれまた最高にいい子なのです。
父親を失ったA木家とはもちろん今でも行き来し、楽しく付き合っていますが、不思議とこの母子が明るく、前向きなのであります。持って生まれた性格なのかもしれません。そんな母親(Kさん)が4級審判員の資格を取りました。愛する息子のサッカー環境がより良い状態になるよう頑張っているのです。もともと運動能力の高い彼女にとっての審判資格取得は大した問題では無かったかも知れませんが、なかなか出来るものではありません。ムタの持っているDNAにはそんな母親の努力と、亡くなった父親の魂が宿り、きっと一流のアスリートになるであろうと期待してます。若葉F.C.の3年生と、ムタを応援しに今週の土曜日も南砂小学校へ行くのです。
2008/5/7 obika 73.1
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